荒井家の悲劇 (・□・;)
前の記事で、ニュージーランドのことを書いていたら
記憶が蘇ってきたので、ニュージーランドの旅のことを・・・
ニュージーの旅の始まりはこちら⬇️
そんなこんなで、大好きなアナとお別れして。
ニュージーランドの色々な美しい場所をキャンプしながら回った。
天然の、川そのまま温泉に行ったり。
おしゃれなカフェ巡りをしたり。浜で野生のアザラシの群れに接近したり。
オーガニックリバーフェスティバルと言う祭典に行ったり^^
【そのお祭りが行われた場所は、マオリ族の聖地で。
開催前に主催者が集まって、その土地を守るマオリ族長
が聖霊に祈祷、その際ニュージーと日本は金と銀の龍で繋がっていると話していた。
そして、私たち夫婦に日本から龍が付いてきていているので。
突然やってきたが、スタッフとして参加していい^^ということになった】
もしスタッフじゃなかったら、二人で400ドル以上払わなければいけなかった
ので、ほんと良かった〜^^
一か月ぐらい経ったある日の夕方、美しい浜辺の公園で
荒井家の悲劇(・□・;)
は起きた!!!
当時のニュージーの物価は日本の3倍近く
もともと経済観念の機能が付いていない私たち
自分の財布の中にお金が見当たらないので
後いくら持ってる〜?と、聞いてみた。
お互い、なぜか相手はまだ結構持っているハズ!
と言う、謎の安心感が・・・
しか〜し、合計して4ドル以下😱
荒井家経済破綻秒読み!!!
やばいやばい!祭りになり😱😱
するとなぜか、お互い相手が憎らしくなって😤怒りに変わり
それを過ぎるとそんな自分たちに、がっかりしてションボリ・とほほ・・・
3ヶ月と思っていた旅は無念に終了、明日日本へ帰らざるおえない・・・😭😭
二人とも、一気にもう口をきく元気もなく・・
どーしようもなく惨めで、悲しい気分を味わいまくった・・・
30〜40分経過した頃だったと思う
突然、私の特技の一つ!
ちょーぜつ早い、気分の切り替えが起こった✨
よ〜し😇どうせ今夜で最後なら暗くなる前に
今、お互い好きなことしよう🌟
私は、採取が好きなのでスーパーのビニール袋を持って
そのまま夕方の干潮の海にムール貝を拾いに行った。
道くんは、太鼓を背負ってどこかへ、消えていった。
私は無我夢中で、砂浜を掘りザックザックと貝を集めた。
その日は、今までにない大収穫!!
小一時間で大きな袋2つにぎゅうぎゅうにムール貝が取れた!
なんだかとても嬉しくなって、歌を歌いながら車に戻り
浜辺で火を起こし、まだ残っていたパスタでムール貝のパスタを作っていると
(これが、ものすごく美味しかった^^今でも覚えている💖)
どこかから道くんが帰ってきたので、一緒に夕飯を食べた。
片付けをしながら、道くんが
「今さ〜、あっちで太鼓たたいてたら、イスラエル人のカップルが
もし、『お金がないなら、うち来れば!』って言ってくれた。
用事が済んだら、ここに迎えに来てくれるって。」
もう真っ暗になった、浜辺の公園で
しばらくすると、一台の車が近づいてきた、さっきのカップルらしい!
道くんの顔が華やぐ(*'-'*)
事情を話すと、『付いておいで!』
と言われるままに、後ろから車でついていった。
不安は、微塵もなく
あーなんか大丈夫な流れになってきた^^
感じがした。
彼らの家は、立派な一軒家で
様々な楽器や機材があり4人でセッションした^^
『音楽は全ての壁を超えてつながる。』
道くんがいつも言ってる言葉を心底体感した。
その夜は、大きくてフカフカのダブルベットのある客間に通され
一安心して、眠りについた。
いつくしみ屋もよろしくね!
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